認知症介護に「い・ど・お」を取り入れる。

介護の話

みなさん、こんにちはあいみょんです。最近は通信教育で習っている「算命学の勉強」が面白すぎて、将来は算命学の師範になりたいとか・・妄想ばかりでした。
しかし、そこは算命学が教えてくれたことで、60種類ある性質の中で私の性質は自分での事業はあまり向いていないということ。集団の中で力を発揮するタイプみたいです。
何かすっきりしました!! 私には、わたしにしか出来ない頼まれごとをとりあえず続けていこうと思います。

頼まれごとというと、私には縁がないと思っていた介護支援専門員(ケアマネ)です。10年以上前に資格はとったのですが、それからはやりがいも賃金も看護師のほうが高くて、しばらく寝かしておいた資格です。
ケアマネージャーは5年ごとの更新制なので、研修をうけていない私は再度研修をうけないといけない。
介護保険の内容もほとんど忘れていますので、1から勉強です。とりあえず、研修までは基本を押さえる勉強をしないと・・・ ここでも「玉堂星」という私のもっている「一生勉強」しかも座学や狭い範囲の勉強が力を発揮します。 ちなみに、私の娘達がもっているのは「龍高星」です。これも学びの星なのですが、座学ではなく、自分の体でいろいろな所に飛び回って、体験で学ぶ派です。自分の価値観を押し付けるのはあまりよくないのですね。


話は変わりまして、認知症介護に必要な「い・ど・お」を説明します。
小林正観さんは、人間が謙虚であるためには

威張らない
怒鳴らない
怒らない

ことが必要と言われています。子供に対しても夫婦に対しても社会に対してもです。
「自分が正しい」「相手が間違っている」と思うと威張ったり、怒鳴ったり、怒ったりするのです。
しかし、よっぽどの命にかかわること、人に迷惑をかけることに対しては感情が出ても仕方がありません。
相手を思いやることが出来る人間だからこそ、自分が100%正しいと思わず、自分も間違っているのではないかという思いを持つと争いごとがなくなります。

これが、認知症介護にとって、とっても役にたつのです!!
夜勤は9人の入居者様をみさせていただいているので、徘徊される方、怒鳴る方、たくさんいらっしゃいます。
その方達に、怒ってもしかたないのです。
同業者や家庭で認知症介護をされている方は理解できると思いますが、私達も人間ですので、心の限界が時にはやってきます。
私は心のなかで「い・ど・お」と唱えるようになってからは、何があろうと諭す感じで接することができます。こちらが怒ってしまい、口調や言葉のとげが出ると、ますます状況は悪化するのですから。
子供達と接するのとは違って、認知症の方は5秒後には記憶がなくなっている方もいるので、危険なことをやっていても、怒鳴っていては意味がないのです。自分の精神を減らすだけになります。

認知症の方より先に介護する側が倒れることも多いと思います。
この「い・ど・お」をどうぞ認知症介護に取り入れてみてください。自分も相手もスタッフも声のトーンが下がるだけでいらだちが消えてしまいますので・・ 

自宅の庭にはバラが咲いていました。気が付かないとこんなきれいに咲いてくれているのに人生がもったいない・・
仕事ばかりの人生は嫌だけど、仕事で人生の勉強が出来ることがたくさんあります。
そこには、謙虚であることが大事なのです。
本日も夜勤です。「い・ど・お」を口癖にして、落ち着いてやってみよう。
掃除・笑い・感謝で本日もみなさん楽しく過ごしてくださいね。
以上、あいみょんでした。

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