みなさんこんばんは♪あいみょん です。
本日は私のおすすめの本をご紹介します。
そうです。みなさんが子供の頃に見ていたアニメのドラえもんです。子育てをすると、もう一度ドラえもんを見る機会があります。この本の作者は小学校の校長先生です。なんと、ドラえもんを教育的視点からとらえて「ドラえもん教育論」を取り入れられているのです。
のび太君って劣等感のかたまりにみえますよね。
実はドラえもんの作者があえてそうしているそうです。
人は誰でも必ず劣等感を持っています。その劣等感の割合が、のび太君の半分くらいか、あるいは少しだけか・・そんな要素を持っている方がよほど人間らしいからです。
ドラえもんは、そんなのび太君が間違ったことを言っていても、はじめから結論を教えません。
そばであたたかく見守り、経験を通して考えさせます。私たちもドラえもんを見本とした子育てをしたいものですよね。
そんなのび太君は将来、どんな青年に成長したのでしょうか。
それは「のび太の結婚前夜」に出てくる、しずかちゃんパパの言葉に表れています。
タイムマシーンで未来へ行ったドラえもんとのび太君は、結婚式前夜のしずかちゃんとパパの会話を聞いてしまいます。
しずかちゃんがパパにこう言います。
「あたし・・・ 不安なの。うまくやっていけるかしら」とパパに聞きます。
パパはこう答えます。
「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。彼なら、間違いなくきみを幸せにしてくれると僕は信じているよ」と人間にとっていちばん大切なことを言います。
私は時々、このシーンを思い出すようにしています。スマホなどか普及して、本当に思いやりのある子が学校に行けない時代になっています。
たとえ、学校に行けなくても、人間にとって一番大切な事は、人や物への「思いやり」ということ。そんな大人に育ってもらえるように、私たち大人は考え直さなければいけませんね。