WEST.桐山照史さん 心房細動で治療中    ~介護職のための豆知識~

心電図と聴診器 介護の話

おはようございます。あいみょんです。

元看護師が介護職に転職し前向きな生き方に変わったブログです。介護職になったからこそ、介護職の方に知ってほしい看護のお得情報をお届けします。 

本日は休日ですが体調不良が続いてます。

体調不良といえば、先日気になるニュースがありました💦 WEST.の桐山照史さんが、体調不良で「CDTVライブ!ライブ!」の出演を見合わせましたね。 年始に心房細動の手術をされたとも。

実はこの心房細動(しんぼうさいどう)という心臓の病気は介護職の方は知っていたほうがいい病名なのです。

利用者さんの血圧を測っていると、ちょっと脈のリズムが悪いな~ と感じたことはありませんか? 利用者さんの手首の脈を測ってみたら ちょっと飛ぶな~ (長州力さんではありませんが・・)と。

もちろん、不整脈のすべてが心房細動の方ではないのですが、既往歴を確認すると意外と高齢者の方に多いのです。

かいご <br>はじめ
かいご 
はじめ

どんな病気なのか簡単に教えて!!

心臓が動くメカニズムは説明すると奥が深すぎるのですが・・簡単に言うと心臓は心臓の上の部屋(心房)から下の部屋(心室)へと電気信号がスムーズに伝わってうまく動いてくれます。

心房細動はこの上の部屋が興奮ばかりしてうまく下の部屋に電気が伝わらない状態のなのです。

かいご  はじめ
かいご  はじめ

うまく伝わらないとどうなるの?

心臓がブルブル震えた状態となってしまうので、心臓の部屋の中に血栓が出来てしまうのです
血栓が脳に飛ぶと脳塞栓をおこしてしまいます

なので、合併症予防として心房細動の方は抗凝固剤(いわゆる血液サラサラ薬)を飲んでいる方が多いのです。

利用者さんの中で、どうしてこの方は抗凝固剤を飲んでいるのだろう?と不思議に思っていた介護職の方はこの説明ですっきりしましたか?。

そして是非、この機会に利用者さんの既往歴や薬を改めて確認してみて下さい。問い合わせから質問を下さればブログで分かりやすくどんどん説明しますね。

これからもどんどん、楽しく教えていっちゃいますのでよろしくお願いします。

過去でもなく未来でもなく今日を充実させましょう。 

参考文献:病気がみえる 循環器 第4版 

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