医師への緊急報告 出来る介護士の報告方法 

報告をうける医師 介護の話

みなさんおはようございます。あいみょんです。本日は16時間夜勤の朝です。

夜勤が多くて、昼間に冬眠しそうになるのは夜勤者あるあるでしょうか?

いや 今日も張り切ってやっていきますよ!!

元看護師が介護職に転職して人生前向きになったブログです。今回は看護師歴20年の私が医師への報告の仕方を伝授します。私の経験ですが、特に夜勤帯や手術中の ドクターコール はどんなにやさしい医師でも、人格変わりましたか?くらい恐いです。「何が言いたいの?」って返され、口から胃が出そうな経験もたくさんやりました😿

介護士の方も医師や看護師へ緊急報告をすることがありますよね・・状態がうまく伝えられないとストレス  しかありません💦 でも、目の前には利用者さんの容態が悪化しているのに・・・

でも大丈夫です。これから説明するじょうずな報告の仕方を頭の片隅にいれることで、とても仕事のできる介護士さんになれるはずです。 

その報告の仕方がSBAR(エスバー)といいます

これは他者に要件を伝えるための4つのステップのことです。

アメリカの国防省がアメリカ医療品質研究調査機構と協力し、医療におけるチームパフォーマンスを向上させる目的で開発されました(むずかしい~)

次の頭文字の順番で当てはめて報告します。

S(Situation)
状況:現在何が起こっているか

B(Background)
背景:どのような経緯があって現在に至ったか  

A(Assessment) 
評価:問題が何であると自分は考えるか

R(Recommendation) 
提案:状況を改善するための自分の考え

参考文献:看護のトリセツ 株式会社 照林社 2022年
例; 
Aさん88歳 女性  
認知症 パーキンソン病
1週間前から,食事介助するが食欲なく、飲水量も1日500ml程度
尿量も減少してきている
本日のバイタル 血圧80/46mmHg 脈拍80回/分 SpO₂95%
午前中、シャワー介助の際に、意識低下あり。眼球が上方へ向いていた。
すぐに意識は戻ったが、いまいち会話もはっきりしない。
すぐに、シャワー介助を中止し、ベットへ移動し医師へ報告する

これを、SBARに当てはめて報告すると

S 「○○施設の介護士○○です。Aさんがシャワー中に意識が低下しました。」
今の起こっている状態を伝えますシチュエーションです。

B 「Aさんはパーキンソン病の既往がある方です。1週間前から食事摂取が出来ておらず、飲水量も減って、尿量も減少しています。
本日の血圧は80/46でした。」
既往歴と経過を伝えておきます。いわゆるバックグランド(背景)です。

A 「原因は分かりませんが、状態が悪化しています」
自分の考えを伝えます。看護師ではないのでアセスメントが無理なときは上記でOK
看護師であれば、血圧も低く脱水の可能性もあると伝えることもあります。

R 「診察をお願いします。」
レコメンデーション 提案をします。急変の時は何かしておくことはないか問うことも大事

 このあと、血液検査の結果脱水と判明し点滴開始となった。

  とこんな感じです。いかがですか?これは医療や介護以外でも使えそうですよね。

施設によっては急変の場合は救急車をまず呼ぶなど取り決めがありますので

それぞれの施設のマニュアルをまずしっかり守って下さいね。

以上、SBARを使用したじょうずな報告方法です。医師は理解がしやすく利用者さんにとっても充分な対応ができますのでとても有効な方法だと思います。

今日は頭を使ったので少し疲れましたね💦

それではこれで終わります。過去でも未来でもなく今日を充実させてくださいね🍀

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