こんにちは。あいみょんです。
今日は実はあまり話をしたくない過去ですが・・・
今ブログを見てくださっている方は仕事のために人生を苦しんでいる真面目な方々だと思います。
私の経験をお話しすることで、転職に前向きになってほしいです。
ぜひ、苦しい場所から「逃げてください」
このブログは看護師歴20年の元看護師が介護職に変わって、人生が前向きになったブログです。
私の経験が看護師さんや介護士さん、仕事で悩んでいる方の背中をそっとおせることを目標に発信しています
結論からいうと・・病名は「肺塞栓症」 エコノミー症候群で知られています。
今は災害関連死とし注目されていますよね。
肺塞栓症はストレスによる脱水でもなり得るのです!! その時は突然きました。
正社員として病院勤務をしていた私の休日は日曜日のみ。
真面目で頑張りすぎる私には過度な人員不足とオーバーワークでした。
病院の2階に階段で上がったときに、「息が吸えない」と思ったのが初めです。
しぼんだ風船の中の空気を吸う感覚・・
しかし、安静にすると症状は落ち着く。 気のせいか・・・
次の日も、その次の日も、階段を登ると息が吸えない。 貧血かな・・・
病院で酸素飽和度を測る器械があるので、ためしにつけてみよう。
器械を指につけて2階に上がると、SPO₂(正常は95%以上)が85%以下に下がりエラーになる。
手の冷えかな・・・
病院に行きたいけど、私が休むと外来が看護師二人になってすごく困りそう・・
結局、病院が正月休みに入る日まで、1か月間休めず苦しんでいました。
お正月に神社へ初詣、階段を2段登ると、脈が速くなり息が出来ない。
私・・・死ぬんだろうな・・この時覚悟しました。
お正月は当番医しかなく、夜間救急へ2か所行くが、安静時のSPO₂は98%で、胸のレントゲンも異常なし
「大丈夫です」「更年期でしょう」 なわけないだろ!!
旦那からは心配され精神科に行ったらと勧められた。
違う違う!!看護師だから分かる SPO₂が下がるんだから・・
正月が明けると、またあの忙しい仕事が待っている。
なぜか、この時自分の中で、この身体絶対守ってやる!!と強気になった。
子供が喘息でかかっていた有名な呼吸器クリニックへついていき、私も最後の願いで受診した。
肺機能検査・心電図とも異常なし。 やっぱりか・・・ 絶望・・・
しかし!!先生が一言「SPO₂が下がるんだから普通ではない。同じクリニックモールに循環器があるので紹介状書くから行きなさい」と。 なんだなんだ・・・私の病気はなんなんだ・・この先生は何で循環器紹介するの?
循環器クリニックへ到着!! 採血をしてDダイマー(血液中の血栓の値)が高く、心臓エコーで血栓がみつかった。「すぐに大病院いきなさい。」と言われ 私・・・死ぬの?
大病院で造影CT検査を行い、両肺に血栓が詰まっていた。原因は不明。
そこから救命救急センターへ入院。その後、循環器病棟へ2週間入院。先天性の血液疾患はみつからず。
退院して3か月仕事を休んだ。ゆっくりと息ができるようになったのは、退院3か月後だった。
そして・・発症から3年経つ今も血栓予防の抗凝固剤を内服している。薬を止めると再発したからだ。
看護師を辞めて残ったのは、病気・・・薬代は2か月で1万5千円 もかかる。
一生懸命働くことは素晴らしいし、自分の成長にもなる。やりがいや達成感もある。
しかし過度なストレスを長時間続けると、命に係わる病気をしてしまう。
そして気が付く、会社は自分がいなくても回るし、すぐに代わりの優秀な人も出てくる。
病気を発症してまで頑張ったのはなんだったんだろう・・・・
明らかに見える外傷なら労災になったのだろうか。いや、自分の頑張りすぎのせいだ。
自分のSOSに気づきながら、自分を大切にしなかった自分のせい・・・
救いは、休養中に社会保険から傷病手当金が出たこと。
傷病手当金
会社員として健康保険など公的医療保険に加入していることが条件です。在職中に業務以外のケガや病気で働けない時にもらえる給付金です。組合によってもらえる割合が違いますが、月収30万円の方だと→1か月195000円程度もらえます。
それにしても、社会保険に入っていてよかったと思った。
みなさんには、病気を発症する前に「逃げて」ほしいです。自分を守れるのは自分自身なので・・
そして、「逃げる」選択も出来なくなるまえに行動してほしい。
そんな事を思ったあいみょんでした。明日からは4月ですね。 新社会人おめでとうございます!