看護師から介護職への転職ギャップ 4選

料理をしている介護士 看護師の話

こんにちは。あいみょんです。
今回は看護師から介護職へ転職した私が、ギャップを感じた4選について書いていきます。
看護職から転職を考えている方の参考になれば幸いです。
しかしあくまでグループホーム(認知症対応型共同生活介護)に転職した私個人の感想であることをご了承下さい。

看護職から介護職へのギャップ4選

  1. 食事作り
  2. 体力勝負
  3. 16時間夜勤
  4. 看取り

食事作り

介護職を選択する場所にもよりますが、グループホームに勤めている場合は入居者様の生活上のお世話がメインになります。この生活上のお世話が仕事であるため、仕事そのものは看護師の経験がある方にとっては難しいことではなありません。
看護師時代にあった張りつめた緊張感も少なくなります。その分ギャップを感じた一つ目が食事作りです。
1フロア内の9人分の料理を決められた時間内に1人で作ります。
入居者様の介護度によっては食事形態を変え、ミキサー食やとろみをつけなくてはなりません。
自分が作った料理で、食中毒や窒息が起こらないようにも注意しないといけません。
今後グループホームに転職される方はこの食事作りに関して必ず確認が必要です。デリバリーや食事作り担当の方が存在すれば仕事内容が変わってくるからです。
入居者様においしい手作り料理を食べていただきたいのが正直な気持ちですが、食事作りに自信のない方は大きな壁となります。

体力勝負

次に大変だったのは、体力をとても使うということです。
入居されている方の介護度にもよりますが、とにかく介護職は抱えることが多いです。これが私は1番辛かったです。看護職の時はこんなに患者様を抱えたことはありませんでした。
転職して2週間で腰痛が出現してしまいました。中には腰椎椎間板ヘルニアの可能性もありますので、気になる方は自己判断せず、整形外科での治療が必要になります。
腰痛が出ないようにコルセットを締めたり、筋トレを行うなど、身体のメンテナンスや体力作りが必要になります。

16時間夜勤

そして三つ目は16時間夜勤です。
16時間というのは介護職特有なのですね。多くがこの16時間夜勤を採用しているそうです。
これは朝方だった私にとっては生活に慣れるまでとても大変でした。
どうしても夜勤以外の日でも夜型になってしまうからです。そのため、夜勤の入り日は午前中に太陽の光を浴びてランニングを30分しています。夜勤明けも仮眠は2時間程度にして、寝すぎないようにしています。そうすることで、今はなんとか体調よく夜勤をこなせています。
16時間夜勤はメリットもあります
1人だと時間スケジュールを自分で行え自分のペースで仕事ができます。そして夜勤明けは休日となるので、軽く仮眠をとれば昼から行動もできます。看護師時代に夜勤を経験していたこと、そして医療の知識があることで1人夜勤は大変ですが、なんとかやりきっています。

看取り

最後は看取りです。
グループホームは医療行為が出来ないため、医療行為(胃ろう等)が必要な入居者様は退去されます。
しかし、最近では胃ろうを造設せずグループホームを終の棲家として選択される入居者様が多いです。
まさに介護職が看取りを行うということです。
もちろん、医師の往診や看護師の訪問看護もありますので医療も介入しますが、ゴールを迎えるまで寄り添うのは介護職となります。看取りの経験のない介護職の方にはやはり心と身体の負担が大きいように思います。

以上が私の経験した看護師から介護職に転職した時のギャップ4選です。
介護職に転職しギャップはあるものの看護職の経験と学びが大変役に立っています。
先輩介護士の方をみていると、日々介護の勉強が生で出来る環境に感謝です。

看護師は人の悪化しているところを見つける専門職であり、介護士は人の出来るところをみつける専門職
であるとは私自身の経験でみつけたこと。

今後も看護師と介護職の素晴らしさをお届けします。
今日はこのへんで終わります。
昨日でもなく、明日でもなく今日を充実させましょう。以上あいみょんでした。

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